今、本当にやるべき重要なことをやれるようになる本『5つの選択 ~卓越した生産性を実現する~』
どうも。
今回ははじめて本について記事を書いてみようと思います。
今回の本はこちら。
『5つの選択 卓越した生産性を実現する』
著:コリー・コーゴン (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳)
この本は実は、1年ほどまえに読んだのですがもう手元にないため、当時のメモを思い返しながら記事を書いています。そのため、本の内容からそれることもありますが、お許しください。
でははじめます。
対象の人
- 今やっていることに対してそれを自身をもって今やるべきことをやっていると言えない人
- そもそも目標もなく、日々なんとなく生きていている人
- 先月、今月なにやったか覚えていない人
のあたりのひとです。
この記事でどうなるのか
- 今やるべきことが明確になります。
- なぜそのタスクをやるのかが説明できるようになります。
- 先月、今月に何をやってどういうことを達成したのかを話せるようになります。
先月なにやりましたか?
アジェンダ
- アジェンダ
- この本の概要について
- 第1の選択・・・タスクの重要度でやるべきタスクを判断する
- 第2の選択・・・自身の役割の整理、重要な役割を定義する
- 第3の選択・・・重要な役割の重要なタスクをスケジュールに取り込む
- 第4の選択・・・第1〜3の選択をツールをつかって効率良く実施する
- 第5の選択・・・第1〜4の選択を実行する自分自身を最高な状態にメンテする
- 最後のまとめ
この本の概要について
この本は、『7つの習慣』という一時期話題になった、自己啓発本の内容を補完する位置づけとしている本です。
「卓越した生産性」の実現を目指すために必要なマインドとスキルを脳科学的な根拠のもと「5つの選択」として体系化したものです。
本記事も5つの選択に沿って説明していきます。
第1の選択・・・タスクの重要度でやるべきタスクを判断する
第一の選択はタスクに関する選択です。
今あるじぶんのやっていることを正しく選択する必要がある
正しく選択ができないと進む方向がばらばらで前に進めない状態に陥ります。
どこに向かうのか
そのためには、時間管理マトリクスを意識しましょう
タスクを重要軸と緊急軸で4つに分類した、マトリクスです。
これは7つの習慣ででていて有名なマトリクスではないでしょうか。
重要軸と緊急軸を意識することがまずは大事です。
そして、緊急度に流されないように、Q2のタスクをQ1になる前にできるかが鍵です。
ただ、これはわかっていても、簡単ではないですよね。。
実はこれは本当に簡単なことではなく、人間の脳の仕組み上も簡単にできないようになっているそうなんです。
〜緊急中毒について〜
「これおねがい、XXまでに」
と突然の仕事の依頼がくる、それに対して他の仕事をとめてとりかかる
これを繰り返していけば、当然もともとの予定していた重要なタスクが遅延していく。
上の状態はよく発生するケースかと思います。
だめとわかっていても、こうなるのは脳の神経伝達物資が関係しているようです。
「ドーパミン」→人が快楽を抱くのを助ける。やるき、集中力、等のUP、興奮状態
緊急の依頼をやることで達成感を得てドーパミンを得ます。
重要かどうかをおいておいて対応してしまう。
終了する。という快楽を求めている。
例)一度終わった書類をきれいに書き直すとかも無駄なことなのに終了の快楽をもとめてやってしまう。
これらは脳の仕組み上のこと。
だからこれを改善しようとするのは非常に難しいことなのです。
だからこそ、意識的にそれを阻止する必要があります。
ぼーっとしていてはだめで、意識的にが重要です。
第1の選択のポイント
- Q2のタスクを意識してやりましょう。
- けど脳の仕組み上Q2をやるのは難しい。
- そのため、重要軸で行動するには、ぼーとしていてはだめで意識的に選択していく必要がある。
- その助けとなるのは、時間管理マトリクスである。
第2の選択・・・自身の役割の整理、重要な役割を定義する
第1の選択は、タスクに関する選択でしたが、
第2の選択は、役割に関する選択です。タスクの一つ上に位置する概念でしょうか。
本書では平凡に満足せずに、卓越した生産性を目指すとあるが、少し意味が分かりづらいです。
卓越した生産性とは、「毎日満足感と達成感を感じて眠りにつく」ことです。
みなさんオフトゥンに入り、目をつむったときに、今日はやったぞ〜〜って感じながら眠りにつけているでしょうか。
第1の選択でQ2のタスクをやることが重要ですが、そのタスクの重要性をどうやって判断するのでしょうか。
そのために第2の選択です。
第2の選択では、自分自身の役割を洗い出して、役割の中でどれが重要な役割なのかを選択します。
重要な役割をきめることで、その役割のタスクが重要なタスクになります。
実際には下記のステップで重要な役割を選択していきます。
〜重要な役割の選択〜
- 自分の役割をリスト化
たとえば、私なら、XX会者の社員、息子、部下、チームの管理者、彼氏(彼女いれば)、エンジニア、友人、弟 等々
- 役割のリストから重要な役割と思うものをピックアップしてください(5つくらい)
彼氏(彼女いれば)、XXのチーム管理者、、、
- 役割に名前をつける
役割にたいして理想の姿を想像して、それに名前をつけます。
例えば、彼氏という役割であれば、彼女にめちゃくちゃやさしい人になりたい!とかであれば、「仏の彼氏」とか(彼女いれば)
なりたい像が明確になることその名前をつけたことで、意識しやすいこと、文章でつらつらとこうなりたいと書いておいても、忘れてしまうのですが、名前をつけると覚えやすく意識がしやすいです。
- 役割のゴールを設定する
第2の選択のポイント
- Q2のタスクを意識的にやるのはむずかしい
- だからQ2の中身を本当に重要なものにするための判断軸として、タスクの上の概念の役割を整理して、役割レベルでQ2になるものが何かを考える。
- また、自分の役割目標を設定して、Q2をやるモチベーションにする。
第3の選択・・・重要な役割の重要なタスクをスケジュールに取り込む
第2の選択で重要な役割をきめて、第1の選択で重要なタスクを選択しました。
第3の選択では、実際に重要な役割の重要なタスクを実際に実行するために「いつ」やるかを選択します。
やるべきことのtodoリストがあって、第1、第2の選択のとおりに重要なタスク一覧になっていたとしても、実際に実行するのはいつでしょうか。そのままにするといつまにか期限間際になり、Q1のタスク(重要かつ緊急)になってしまう恐れがあります。
方法は簡単です。
カレンダーに組み込むことです。
スケジュールに入れることをしないと、いつになってもQ2の重要なことが実行されないままになります。やるタイミングがきまっていなければ、他のQ3のものをやってしまうでしょう。
カレンダーに組み込むときは、Q2の役割と関連付けて時間も決めてカレンダーに入れ込みます。
例
- 役割1:XXXXXをジムに毎週いく→行くタイミングをカレンダーにいれること
- 役割2:XXXXについて考える、検討するとかを組み込む(12/25 13:00 14:00等)
など
時間もきめて、組み込むことで実行可能性は高まります。
カレンダーにはいっていれば、嫌でも通知がきて「あっ」ってなりますよね。
だからカレンダーに入れることはかなり有効です。
第3の選択のポイント
- Q2のタスクについて、いつやるかの計画を時間までを決めてスケジュールに組み込む。
第4の選択・・・第1〜3の選択をツールをつかって効率良く実施する
第1〜3の選択により、重要な役割の重要なタスクをいつやるかが決まっています。
あとはやるだけですが、、、、
第4の選択は、第1〜3の選択のサポート位置づけです。1〜3の選択でやっていることをテクノロジー(ツール)のちからでより効率的にやりましょうって話です。
カレンダーならGoogleカレンダー使うと、スマホのアプリ使うとか、todoリストもたくさんアプリありますよね。
本書ではメールの仕分けをoutlookとかつかってしましょうとかの話が書かれていましたが自分には刺さりませんでした。
私としては、実際の細かいタスク管理としては、GTDとタスクシュートがおすすめです。
GTD,タスクシュートの話はここではしませんが、自分にあったタスクの管理ツールや予定管理ツールを使って効率良くやることが大事と思います。
- 作者: デビッド・アレン,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第5の選択・・・第1〜4の選択を実行する自分自身を最高な状態にメンテする
第1〜4の選択を実践するのは自分自信です。であれば、自分自身が最高の状態である必要あります。
病気がちだったり、いつも寝不足だったり、そんな状態ではQ2のタスクなんてできません。
自分自身を最高な状態にメンテするために下記の5つをバランス良くメンテする必要があります。
- 運動
- 食事
- 睡眠
- リラックス
- 社交
健康が一番ということですね!
実際のやりかたについてはいくつかありましたが、これは別の書籍の方がより有効なやり方があるとおもいますので、ここでは省略します。本書でもそこまで詳しく語られていませんでした。
第5の選択のポイント
- 第1〜4の選択を実行するために最高な状態に自分をメンテしましょう。
最後のまとめ
最後に1〜5の選択について関係の図です。
- 第1の選択で重要なタスクを選択できるようにします。
- 第2の選択で重要な役割を定義します。
- 第3の選択で重要な役割の重要なタスクをいつやるのかをカレンダーに組み込みます。
- 第4の選択で第1〜3を効率良く便利なツールで実行します。
- 第5の選択で、最高の健康状態で上記を実施します。
これらをやると、、、、
今やるべきことが明確になります。
なぜそれをやるのかが説明できるようになります。
先月、今月に何をやってどういうことを達成したのかを話せるようになります。
すべて実行できなくても、できそうなところからやってみることをおすすめします。
第2の選択と第3の選択をやるのはすこし大変ですが、これをやると目標が明確になりますし、年単位での計画も立てやすくなりました。
興味があるかたは、本書をよんでみることをおすすめします。
なにか聞きたいことがあれば、ぜひツイッター等で質問ください。
ここまで読んでいただき本当ありがとうとざいました。
本の内容をまとめようとおもいやってみましたが、やはり難しい。
すこしでもお役に立てる記事をかけるようにがんばりたいと思います。
では。